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シャワーの温度が上がらない・・・故障した場合の対処方法

カテゴリー:お風呂・浴室の水漏れについて

目次

お風呂でシャワーを使おうとしたときに、「温かいお湯が出ない!」となれば、慌てる人も多いはずです。 故障の場合は、修理業者を呼ぶ必要があり、当然コストがかかります。 とはいえ、シャワーの温度が上がらないという症状の裏には、故障以外の原因が隠れている可能性もあります。

故障かな?と思ったとき、修理業者へ電話をする前に試したい対処法を紹介します。

給湯器の温度設定を確かめてみよう

シャワー

給湯器とは、お湯を沸かすための装置です。 近年の給湯器は非常に優秀で、ボタンを一つ押すだけで設定している温度まで瞬時にお湯を沸かしてくれます。

しかし反対に言えば、設定している温度よりも熱いお湯は出てこないということでもあります。 給湯器がきちんと働き、高温まで沸かしていても、設定温度が低ければ、設備が自動的に水を加え温度調整してしまいます。

非常にシンプルなことですが、まずは給湯器の温度設定を確認してみてください。 温度が「40℃」に設定されているときに、「60℃のお湯を出したい!」と思っても、それは無理な話です。 設定温度が低ければ、給湯器の設定温度を上げる必要があります。

具体的な設定方法は、給湯器の説明書を読んでみましょう。 ほとんどの場合、ボタン一つで簡単に設定温度の変更が可能になっているはずです。

温度調節ハンドルを再調節する

温度調節ハンドル

シャワーの温度を調節するハンドルを見てみると、「40℃」の表示とそれよりも高い温度、低い温度を示す記号が記載されています。 40℃の表示に合わせてシャワーを出せば、その通りのお湯が出てくるだろうと思い込んでしまいがちですが、実はこの表示がずれている可能性もあります。

「お湯が温かくない!」と困ったときには、まず温度調整ハンドルの安全ボタンを押して、より高い温度へ調節してみます。 シャワーのお湯が自分にあたらないように注意しながら、洗面器などにお湯をいったんためておきます。 ここで温かいお湯が出れば、給湯器は故障していません。 40℃のお湯が出るハンドル位置を見つけ出し、温度の表示をそこに合わせておきましょう。

温度調節ハンドルの変更方法は、メーカーによって異なりますから、説明書やメーカーのホームページなどで確認しながら行うと良いでしょう。

あまり意識する場所ではありませんが、長い期間使っていると、自然と設定がずれてきてしまう場合があります。 もしもこれまでに一度も調整したことがない場合には、故障ではなくこちらのトラブルである可能性も高くなります。 専門業者ではなく、個人でも対応が十分可能なので、挑戦してみてください。

水圧を調整してみよう

蛇口

シャワーから温かいお湯が出ないのは、水道水の圧力が強すぎるために、冷水が混ざりすぎている場合があります。 この場合、水道水の圧力を適切に調整することで、温かいお湯が出るようになる可能性があります。 蛇口の根本を見ると、水道の止水栓がついています。 これを少しだけ絞ってみましょう。

混ざる冷水の量が減れば、温度も上がってくるはずです。 もし水圧を下げて湯温が上がるようであれば、表示通りになるよう、微調整していきましょう。

それでもダメな場合は?

これらの方法を試してもダメな場合には、シャワーやサーモバルブが故障している可能性があります。 修理専門業者へ依頼して、状況を確認してもらうと良いでしょう。 サーモバルブの故障であれば、部品の交換で対応できます。 最悪の場合でも、シャワーを交換することで快適な状態へ戻すことができるでしょう。

また、給湯器本体に異常がみられる場合は、シャワーだけに限らず、お湯を使うことをやめて早急に修理や交換を検討してください。 信頼できる業者へ依頼をすれば、すぐに対応してくれるはずです。 困ったり悩んだりする時間も少なくて済むでしょう。

まとめ

給湯器

シャワーの温度が冷たいままだと、「どうすれば良いのかわからない!」という方も多いはずです。 温度が上がらない原因はさまざまですから、考えられる原因を一つづつ確認していくことがポイントになります。

まずは落ち着いて、自分にできるポイントからチェックをスタートしてみてください。

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