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システムキッチンから水漏れ!リフォームのポイント

カテゴリー:キッチン・台所の水漏れについて

目次

最初に覚えておきたいことは、キッチンなどの水まわりの設備は劣化するということです。日ごろから交換部品のメンテナンスや排水にゴミや油などを流さない習慣がポイントとなってきます。しかし、万が一、水漏れトラブルになってしまったらどうすればいいのでしょうか。ここでは、システムキッチンから水漏れした場合のリフォームポイントについて解説します。

住まいのメンテナンスとして

キッチンのイメージ

住まいの視点から考えると、キッチンなどの水漏れトラブルは軽視することができません。なぜなら、水漏れによってカビやシロアリなどの2次被害につながるからです。システムキッチンは温水や食洗機などを完備していることも多く、周辺部から水漏れが発生しやすいポイントです。それだけに定期的なメンテナンスが欠かせないのですが、シンク下にある排水口や壁内部の給排水管の破損や故障は大きなトラブルに発展します。

特に、建物の建材が水に長く浸ってしまうと修理代も高額になり、最悪の場合にはリフォーム工事も避けられません。ポイントは水漏れを修理し、建材をしっかりと乾燥させられるかです。壁の内部や床下などにこもった湿気は、大量になるとそのまま放置するだけでは自然乾燥してくれません。

リフォーム工事を検討する前に

キッチンまわりからの水漏れだからといって、必ずリフォーム工事が必要となるわけではありません。まずは具体的な話に入る前に、暮らしぶりの変化について確認しましょう。施工ミスなどの初期不良でなければ、キッチンまわりの設備は十数年使えるはずです。改めて考えると、ライフスタイルも設置当時とは異なっていたりします。

特に、戸建て住宅などであれば、今後の暮らし方を踏まえた環境づくりもポイントです。キッチン台の高さやシンクの大きさ、収納スペースや新たな機能など、予算と相談しながら変化に対応することも大切といえます。

リフォーム工事で注意したいポイント

キッチンの水漏れでリフォーム工事が必要となった場合、修理はもちろん、壁や床下などに隠れている配管の点検も依頼しましょう。どうしても、コスト面を優先して修理場所だけに目がいきがちです。しかし、故障した場所以外の設備もメンテナンス時期を迎えている可能性があります。リフォーム工事では、ふだん手の届かない場所も点検することができるので、同時に依頼すれば結果的にコストも抑えられます。

DIYでできること

キッチンの蛇口のイメージ

キッチンまわりからの水漏れも初期であればDIYで直すことができます。ポイントとしては、蛇口周辺部とシンク下から排水口までのパイプ部分です。蛇口周辺部で多いトラブルは、蛇口の根もと部分に起こる水漏れでしょう。

水の元栓を閉めたあと、接続部分に使われるパッキンや防水テープなどを交換し修理します。使用されている部品を使えば、DIYでも簡単に作業できるはずです。元栓を開けて、ゆっくりと水を流し、水漏れ修理が完了しているか確認します。

シンク下のパイプ部分はゴミなどで詰まることが多いので、外して洗浄してみることが大切です。場合によっては新しい部品と交換してもいいでしょう。床下の排水管や給水管は、簡単にDIYで修理することができないので、水漏れの原因によっては業者に修理を依頼することがおすすめです。

システムキッチンから水漏れしたときは

キッチンの水漏れが起こったら、簡単に直せる故障なのか原因を見きわめることが大切です。特に、水漏れを放置したままにしておくと、床下なども含めた大掛かりな工事になってしまいコストもかかります。その意味でも定期的なメンテナンスが効果的なのです。

万が一、キッチンまわりのリフォームが必要となったときに備えて、火災保険や暮らし方を家族で話し合いましょう。リフォーム工事を実際に行うときは、何社か見積もりを依頼して工事内容を比較することがポイントです。応急処置を優先するあまり安価な工事で済ませても、場合によってはさらに大掛かりな工事が必要となってしまうかもしれません。

予算と今後の暮らしぶりを考えて、優先する工事の内容を依頼業者と相談するのがおすすめです。さらに、お風呂でも使われている給湯器なども機会があれば漏水がないかチェックしておくと安心でしょう。一般住宅で使用される水道管は、20~30年で寿命を迎えます。もちろん、それ以上に使用できることはありますが、目安として寿命を知っておくとメンテナンスの計画も立てやすいでしょう。

キッチンの水漏れは目に見えないと床下で被害が拡大し、床材がブヨブヨと柔らかくなることや、すき間から濡れたようなシミが広がってしまうこともあります。これらは水漏れの代表的なサインなので、おかしいなと感じたら床下などの水漏れを疑いましょう。

湿気が多い場所は、カビなどが原因となる健康被害にも発展するので注意が必要です。リフォーム工事はある程度コストがかかります。しかし、同時に修繕するとコストを抑えることが可能です。水漏れが起こったら修理に加えて予防策も検討しておけば、さらなる被害を防げるだけでなく、急な出費で困ったりせずに済みます。

築年数が20年以上経過していて、まだ1度もメンテナンスを施していなければ、キッチンの水漏れをきっかけに対策してはいかがでしょうか。ふだんから使っているキッチンを大切に使うことで、結果として大きな出費を避けることができます。

まとめ

キッチンのイメージ

水漏れしたからといって必ずしもリフォームをする必要はありませんが、良い機会なのでリフォームを、と検討される方も多いでしょう。 実際に水漏れトラブルが起きてからのリフォームの場合は、キッチンだけをリフォームして取替えれば良いのではなく、周囲の配管なども確認して、場合によっては修理をしましょう。

修理の費用とキッチンのリフォーム費用を比較し、適した方法を選べるように検討してみてください。

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