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トイレの貯水タンクから水漏れしている時の対処法

カテゴリー:トイレの水漏れについて

目次

いきなりですが、トイレの貯水タンクから水漏れした経験はありませんか? トイレの貯水タンクからいきなり水漏れしたら、どうしたらいいかわからなくなってしまいますよね。 自分で治せるのでしょうか。そもそも、どうして貯水タンクから水漏れするのでしょうか。 今回は、トイレの貯水タンクから水漏れしている時の対処方法をご紹介します。 とはいっても、貯水タンクからの水漏れが止まらなくて、どうしようもならなくなってしまう前に、専門の業者や、専門かへご相談されることをおすすめします。

トイレの貯水タンクから水漏れする原因とは

水漏れイメージ

トイレの貯水タンクから水が漏れている、というとどんな場面を想像しますか? トイレの貯水タンクのふた付近から、じわじわと水が漏れているというケースや、レバーが戻らなくていつまでも水が流れているとか、水がポタポタ落ちてくるなどというケースもあるでしょう。

まずは、よくあるトイレの貯水タンクのふた付近から水漏れがあるケースを考えてみます。

貯水タンクのふた付近から水が漏れているケースの原因は、タンク内と上の手洗い器部分を接続するホースのトラブルが多いです。手洗い器部分のホースが、切れていたり、外れていたりします。

また、トイレの貯水タンクの外側が濡れていて、どうも外側で水漏れしているらしい、という時は、給水管や、止水栓のトラブルだったりします。外側のトラブルは、目に見えやすいので比較的わかりやすいです。 タンクそのものにヒビが入っている、というのも、わかりやすいですよね。

わかりづらいのは、水漏れがタンクの中で起こっていて、水漏れしているのにトイレ内に水漏れしてしまっているのでわからないというパターンです。 妙に水道代が高いなと思ったら、実はトイレで水が漏れていて、流れっぱなしだったなんてことがあるのです。

トイレを流したあと、なぜかいつまでも水が止まらない、トイレのタンクに水が溜まっているはずなのに、なかなか流れていかないなどのトラブルは、トイレ内での水漏れです。

トイレの水は、一回流すだけで7リットル以上使います。古いタイプだと18リットルくらい使うものもあるようです。結構な水量ですよね。 水道料金の請求で気がつくなんて、嫌ですよね。

トイレの貯水タンクからの水漏れを直す方法

トイレの貯水タンク

トイレの貯水タンクからの水漏れを、できれば自分で直したいと思っている方向けに、できるだけ自分で直す方法をご紹介します。

まず、トイレの貯水タンクの上部分から水漏れしている場合についてです。手洗い場が付いているトイレの貯水タンクの場合に、よく当てはまりますが、トイレの貯水タンクのふたをまず開けてみてください。

ふたの内部には、ホースがくっついていると思われます。 ホースを抜いて、ホースに穴があるかどうか確かめてください。

また、ホースはちゃんと刺さっていましたか?ちゃんと刺さっていないだけでも、水もれしてしまいます。 ホースを刺し直す、ホースが切れたり、穴が空いていたりしたら直す、というだけで水漏れが直ってしまう可能性があります。

また、手洗い器がないトイレの貯水タンクの場合は、止水栓の開きすぎが原因のことがあります。 どこかに穴が空いていて、水漏れをしているのではなく、単純に水の勢いが凄すぎて、水しぶきが散ってしまい、その一部が水滴として外に漏れている、というパターンです。

この場合は、止水栓を少しだけ閉めてみてください。 止水栓は、トイレのタンクから出ている、金属製の給水管と、壁をつないでいる部分です。 マイナスドライバーでひねれば、止まります。締めすぎると水が出てこなくなるので、ちょっとずつ、ひねってみてください。

古いタイプのトイレだと、止水栓は、マイナスドライバーではなく、手でひねるタイプのハンドルが付いていることもあります。見た目ですぐわかると思うので、探してみてください。

トイレを流したあと、いつまでも水が止まらない場合はどうでしょうか。 水が止まらない原因は、トイレのタンクの内部の浮ゴム(ゴムフロート)という栓で、タンクを開けたり、閉めたりしているところにあります。 浮ゴムがいつまでも浮きっぱなしで、閉まらないと水はいつまでも出てしまうのです。

浮ゴムそのものが古くて、閉まらないということもあれば、何かが挟まってしまって閉まらないことや、鎖が引っかかっていて閉まらないということもあります。 止水栓をしめてから、浮ゴムを引っ張ってみてください。

浮ゴムを触った時に黒いものがべたべたしてしまう場合は、浮きゴムそのものが古いことが原因です。

浮きゴムは、ホームセンターなどで売っているので、新しいものに取り替えましょう。 また、異物が挟まっていたら、抜いてください。鎖が絡まっている場合は、絡まりをとってあげれば大丈夫です。

浮ゴムでもないし、ホースも大丈夫、止水栓も適度に開いている、という時は、もしかするとホールタップという部品が劣化しているのかもしれません。

浮き玉が付いている部分の、栓になっている部分で、ホールタップというところがあるのですが、浮き玉をとって、ホールタップを抜いて交換することになります。

取り扱い説明書を読みながら取り替えることはできるのですが、日曜大工が苦手!という人は専門業者に依頼した方が確実です。

トイレの貯水タンクからの水漏れ対策の方法

トイレの貯水タンクから水漏れしてしまった場合は、まずは止水栓を止めてから、原因を探ってください。 止水栓を止めて、水が出ない状態にしても、トイレ内に水が流れてしまう時は、浮ゴムが原因となっている可能性が高いです。

止水栓を閉じれば、水も流れなくなるという時は、浮きゴムが原因ではないと考えられます。簡単な区別方法なので、ぜひ参考にしてみてください。

水漏れとは違いますが、なぜか水がタンク内にたまらない時は、浮き玉がうまく動かなくて、水が溜まらないというケースがあります。

いずれにしても、トイレの貯水タンクの水漏れの原因は様々ですが、簡単に直せるものもあります。 部品交換の場合は、部品をお店に持って行って、それと同じものを買ってくると間違いがないので安心です。

メーカーを問わず、使えるものもあるので、お店の人に聞いてみてください。 作業が終わったら、止水栓を開いて、水を入れていきます。 浮き玉を押し上げた状態で、オーバーフロー管よりも10mm以上高くならないように注意しながら水を入れてください。トイレを流してみて、ちゃんと流れればOKです。

まとめ

止水栓イメージ

トイレの貯水タンクから水漏れをしている場合は、まずは止水栓を閉めることが鉄則です。 トイレの貯水タンクからの水漏れは案外簡単に直ってしまうこともあるのですが、わからないままに色々触ってみた結果、もっと水が止まらなくなってしまった!なんてことがないように、基本的な貯水タンクの仕組みを知ってから修理することが大事です。

時間がない、修理するのも苦手、という時は専門業者に依頼してください。 トイレの水漏れは、案外水道代が上がってしまいますし、DIYが苦手と言う人は修理するにしても勇気がいりますね。

専門業者は、必要な道具や、パーツも持っているので安心して依頼することができます。

この記事では、分かりやすいタンクの故障のパターンと、直し方を掲載しましたが、ちょっと触ってみて、わからない!と思ったら、お早めに専門業者に相談してみてはいかがでしょうか?

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