【マンション・持ち家】水漏れなどのトラブル発生時の水道修理の依頼方法
カテゴリー:水道管・排水管の水漏れについて
目次
水漏れなどのトラブルが起きたら、とりあえず水道修理業者へ依頼するのがいいと思っていませんか? しかし、マンションや持ち家など、住んでいる家のタイプによって適切な水道修理の依頼方法があります。 では、それぞれの水道修理の依頼方法について解説していきます。
基本的な水道修理の依頼方法
水道修理の依頼方法は基本的に、賃貸マンションでも持ち家でも同じです。 水道トラブルが起きた場合、まずは原因部分を見つけて止水栓を止めたり、テープで補強するなどして応急処置をしましょう。 その後、どこがどのように故障しているのか、わかる程度でいいので調べておきましょう。 素早く対処してもらうためにも、故障箇所は正確に把握しておくことをおすすめします。
故障箇所が把握できたら、わかる人はパーツをあらかじめ用意しておきましょう。 交換パーツが業者の手もとにない場合、その場でパーツが調達されますが、その分時間と費用がかかります。 あらかじめ正確に故障箇所を伝えたり、パーツを用意しておくことで、時間も費用も抑えることが可能になります。
準備が整ったら、水道修理業者へ依頼をしましょう。 依頼方法は電話やインターネットを利用するのが一般的です。 より費用を抑えたいなら複数の業者へ見積もりを依頼しましょう。
- 止水栓は止めたか
- 故障箇所はどこか
- 交換パーツは用意できているか
見積もりおよび水道修理依頼時に、この3点を伝えるだけでも、時間と費用が抑えられる可能性が高くなります。
賃貸マンションの水道修理の依頼方法
賃貸マンションの場合、契約内容や入居時の状況、水漏れの原因や場所によって、だれが修理費用を負担するかが違ってきます。
水道トラブルの場合、水道管の接続部分に使われているパッキンが経年劣化によって機能しなくなったことが原因の場合が多いです。 パッキンの経年劣化によるものの場合、パッキンは消耗品として扱われるため、入居前もしくは入居後すぐに故障してしまった場合を除けば通常は借り主負担になることが多いです。
また、入居後すぐでなくても、何年も同じパッキンを使い続けている場合は大家や管理会社に費用を負担してもらうことも可能です。 借り主が修理費用を負担しなくてはならないケースの場合は、業者に直接依頼しても大丈夫です。 しかし、大家や管理会社に修理費用を負担してもらう場合は、必ず大家や管理会社に連絡をしてから業者に依頼しましょう。
分譲マンションの水道修理の依頼方法
分譲マンションの場合は、「持ち家」ということになるため、直接水道修理業者に依頼しても大丈夫です。 しかし、分譲マンションには管理組合があり、管理組合に連絡することで、ある程度の費用を負担してもらえます。
なお、管理組合に負担してもらえる費用はあくまでも共用部分や下の階や廊下への水漏れ、点検による穴あけなど、一部の費用のみであり、占有部分の修理費用については負担してもらえないことがほとんどです。 しかし、一部でも負担費用を減らすことができるので、まずは管理組合に連絡をしてから依頼するのがいいでしょう。
持ち家(戸建て)の水道修理依頼方法
持ち家の場合は、家は自分の所有物であり、マンションのように管理組合もないため、直接自分自身で水道修理業者へ依頼をします。 どこがどのように故障していて、どのように補修しているのか、どんなパーツが必要なのかを、水道修理業者へ伝えて依頼しましょう。
なお、メーカーによってはアフターサービスが充実しているところもあるため、直接水道修理業者へ依頼する前に、購入したメーカーに連絡することもおすすめです。 メーカーによっては保証期間内なら利用できるサービスなどもあり、中には水道修理をしてもらえるメーカーもあります。 アフターサービスを利用して水道修理を行えば、費用も抑えることが可能です。
ただし、アフターサービスがないメーカーや、購入後から期間が経ってしまっている場合は、直接水道修理業者へ依頼しましょう。
まとめ
水道修理業者へ直接水道修理の依頼をするのも大丈夫ですが、費用を抑えるなら家主や管理組合、購入先のメーカーに連絡してから依頼する方法がおすすめです。 今まで直接依頼していたという人もぜひ、依頼方法を変えて費用を抑えてみてはいかがでしょうか。
