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水道管や排水管の水漏れを調べる方法はある?

カテゴリー:水道管・排水管の水漏れについて

目次

水道管や排水管から水漏れが起こっていると、家の中や周りが水浸しになってしまいます。早急に修理をしなければ水漏れはますますひどくなっていくでしょう。

水漏れの調査は業者に頼むと確実ですが、家庭でも可能です。修理まではできないにせよ、調査は自分でやっておくと料金が安くなる可能性も生まれます。ここでは、水道管や排水管の水漏れを自分で調べるときの方法や注意点について解説していきます。

そもそも本当に水漏れは起こっている?

水漏れイメージ

素人にありがちな失敗が、水浸しになっている箇所があるとすぐに「水漏れがあった」と思い込んでしまうことです。しかし、水漏れが起こっていたとしたら水道管や排水管の周辺が重点的に被害を受けます。家にある水道管・排水管の位置を確認したうえで、本当に水漏れなのかどうかを調べましょう。

水漏れ以外で考えられる可能性は、魔法瓶や加湿器など水の入った電化製品が故障しているパターンです。もし、これらの電化製品がぬれていた場合、高確率で原因は電化製品にあるといえます。電化製品の配置を変えればぬれたり、移動したりした場合も同様です。

また、家の中に湿気がたまりやすい構造があり、一部に水分が集中していることも考えられます。そんなときはエアコンの調整温度を変えたり、加湿器を止めたりしましょう。それで被害が収まるようなら、水漏れが原因ではありません。

量水器をじっと見てみよう

水漏れで厄介なケースは、激しく水が漏れているのではなくにじむように水道管・排水管から水が漏れているときです。そもそも水漏れが起きているのかどうかも判断がつかないまま、管に入った小さなヒビが広がっていき、ある日当然水道管を破裂させるような大事故につながることもあるのです。ささいな水漏れを見逃さないためには量水器を利用してみましょう。

どこの家庭にも使用した水の量を計測する量水器はそなわっています。水漏れの恐れがある状況下では、家中の水道の栓をしめてから量水器をじっと観察します。観察時間は10分ほどでいいでしょう。

水を使用していない状態では量水器が動くことはありえません。量水器がわずかでも動いているなら水道管に水が流れています。後は、水漏れの原因となっている部分をしらみ潰しに探していくと、小さなヒビも見つけられるでしょう。

水漏れはまず目視で調べる

水漏れ調査はまず、目視で行います。もちろん、水道管や排水管のすべての部分が目に触れる場所に出ているわけではありません。しかし、どのみち壁や地面に埋まっている管を調査する際には業者を呼ばなくてはいけないので、自力で調べるぶんには可能な範囲で大丈夫です。目視を行う際には家にある管の位置をリストアップし、順番にチェックしていきましょう。

もし、管が破損して水漏れが起こっているとき、分かりやすく穴が空いているパターンと「弁」ができているパターンがあります。穴が空いているとよほど小さなものでない限り、目視でも簡単に見つけられます。しかし、弁状の破損だと水が通らなければ目視で発見するのは困難です。水漏れ調査ではちらっと見て終わらせるのではなく、上から順番に管をよく観察しましょう。そして、ささいな違和感も見逃さないようにするのが肝心です。

水漏れは音で分かるのか?

水漏れがしているとき、違和感のある音が鳴ることもあります。たとえば、水道を使っていて栓をしめたとき、しばらく気体が抜けるような音が聞こえてくるなら近くの水道管に異常が発生しているのです。トイレやお風呂といった水まわりでも、水漏れときには似たような音は聞こえます。

プロの修理業者には音を利用して水漏れを調査する方法があります。蛇口や水道管に専用の機械をあてて、水漏れの音がしないかを確かめるのです。水道を使ったとき、蛇口をしめたときで微妙な音の違いを聞き分け、異常のある場所を特定していきます。同じ調査は素人が自分の耳を使っても可能です。

しかし、そもそも「水漏れの音」をはっきりと認識しておかなくてはいけないでしょう。また、仮に異常な音が聞こえたとしても、場所の特定は難しいといえます。ただし、「水漏れがあるかどうか」だけなら、素人でも判断可能です。

判断が難しいなら業者に頼る

洗面台下の配管イメージ

水漏れの調査を業者に依頼すると家中を調べられるうえ、立ち会いに時間もとられるので嫌がる人は少なくありません。また、費用を抑えるためにも自力で水漏れ調査ができるにこしたことはないでしょう。

しかし、水道管や排水管の埋没部分まで素人で水漏れ調査を行うのは困難です。それに、調査の手際が悪いとなかなか水漏れ箇所が見つからず、ますます状況が悪化してしまいがちです。もちろん、業者を呼ぶ前に水漏れの有無をはっきりさせておくのはおすすめです。悪徳業者にだまされないよう、知識として水漏れを調べる手順を知っておくのも効果的でしょう。

ただし、細かい水漏れ調査に関しては業者を頼った方が確実といえます。プロの経験と技術に任せると、結局は自分で行うよりも早く水漏れを特定できます。また、修理方法まであわせて提案してもらえるので、スムーズに家を元の状態に戻せるでしょう。

まとめ

水道のイメージ

水漏れの疑いがあるときの判別方法を紹介してきました。 水浸しになっているからといって水道管や排水管などからの水漏れとは限らないため、慎重に確かめる必要があります。

場所の特定ができなくても、水漏れが原因かどうかだけでも分かれば、あとは業者に相談してみるのが一番確実です。

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