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風呂の排水口詰まりを防ぐ日々の掃除方法と詰まりの原因について

カテゴリー:お風呂・浴室の水漏れについて

年末の大掃除で、普段は掃除をサボりがちだったところを一気に掃除しようとするシチュエーションは多いかと思います。エアコンの排出口、網戸(特に換気扇の)など色々ありますが、「風呂の排水口」などもその一つかもしれません。

気づけばいつの間にか詰まっていて、お湯を流すのに浴槽や浴室の床にいつまでも溜まってしまうのは困ったものですよね。 一体、どうして排水口が詰まってしまうのか、防止するためには日々どのような掃除でお手入れをしたらいいのか、調べてみました。

風呂の排水口・排水溝が詰まる理由は髪の毛?

排水溝イメージ

ちなみに、「排水口」と「排水溝」では意味が若干違います。 ここでは「排水口」は、いわゆる浴室の床にある、排水が流れ出るための穴の部分(通常は金属製の格子や、穴が開いたプラスチックなどでフタがされています)。「排水溝」は、そこから水が流れてから、家の外のドブや下水道に至るまでの排水パイプのことを指します。

どうして、排水口・排水溝は詰まってしまうのでしょうか?

まず一番の理由としてあげられるのは、髪の毛。 一説には、人間は普通に生活をしていても1日に100本は抜けると言われています。その中でも、風呂場はシャンプーで髪を洗うために、必然的に髪は抜けやすくなります。

さらに、実際は髪の毛のみならず、様々な体毛も抜けます。さらには無駄毛を処理したり、男の人の場合は風呂場でヒゲを剃ったりもしますので、様々な毛が絡んできます。

特に長い髪の毛の場合は、絡まりやすいこともあり、詰まりがちです。

ただ、毛が排水溝につまる理由としては、お風呂ならではの事情があります。 それは、石鹸やシャンプーなどのカス、そして皮脂や垢などです。 実はこれらは排水パイプの内側に付着しやすい性質があるため、本来水流と共に流れていく髪の毛をつなぎとめてしまいます。

すると、そこは雑菌にとって繁殖がしやすい場所であり、ぬめりが発生し、余計に多く付着させてしまうのです。

では、このように詰まるのを防ぐには、一体どうしたらよいのでしょうか?

風呂の排水口詰まりを防ぐ毎日の掃除方法

排水溝

まずは、入口部分の排水口について。 特にロングヘアの人は、髪を洗うだけで、排水口のフタに毎日数本の毛が絡まっているかと思います。 これは、できれば毎日お掃除をするようにしましょう。

「放置していても、いつかは水と一緒に流れるだろう」と思いがちかもしれませんが、そうやって流れた髪の毛は排水溝にもくっつきやすく、いずれ大きな詰まりを生む恐れもあります。

また、週に1度くらいは、排水口のフタを開けて軽くお掃除をするのもいいでしょう。 多くの場合、排水溝はパイプがまっすぐ繋がっているのではなく、モノが一気に流れ落ちたり、逆流したりするのを防ぐために、いくつかの区間に分かれています。

たとえば、CMなどでU字と逆U字カーブとがくっついたような排水パイプの構造を見たことはありませんか? このような状態の設備を「トラップ」と言います。 先に上げたような効果に加えて、害虫や下水からの悪臭などが屋内に侵入するのを防ぐ効果もあります。

排水口のフタを開けると、排水溝の入り口部分までの区間は掃除をすることができます。 簡単にできる方法としては、割りばしなどの長い棒状のものでゆっくりかき回し、カスなどを落とす(長い毛などであれば棒に巻き取る)とよいでしょう。

また洗剤などを流すのもいいでしょう。 中でもオススメしたいのが、最近またその効果が広くPRされている「重曹(じゅうそう)」と呼ばれる白い粉。

実は、風呂の排水溝の詰まりの原因となる、カスや油脂などは主に酸性。アルカリ性の重曹は、この酸性を溶かす性質をもっています。そのため、効果的に詰まりを流すことができます。

また、重曹は洗剤としての役割だけでなく、入浴剤として使っても有効。毛穴の油脂も流すため、ニキビ予防などの美肌効果も期待できます。 湯船に重曹を入れて浸かり、最後はその残り湯をつかって軽く掃除をすると、より手軽に日々の詰まり防止となりますよ!

また「ネット」は、毛や大きめのゴミが排水口に流れるのを防ぐのに大変有効です。 1つは、排水口のフタにかぶせたり、はめたりするタイプのネット。こちらも一度セットしたら放置ではなく、一定頻度で取り換えるようにしましょう。

もう1つは、湯船に浮かべたりするタイプのネット。球状などをしていることが多いです。 風呂を出て最後湯船に溜めたお湯を一気に流す際に、髪の毛が浮いているのを一本ずつ取るのは大変です。ただ、湯船にネットを浮かべておくと、そちらに髪の毛が絡まって、取りやすくなります。

風呂の排水溝詰まりを防ぐ定期的にする掃除方法

排水溝と靴

そして、日々の手入れでなく、少なくとも月に1度はお風呂の掃除と一緒に、排水口の掃除も心がけるとよいでしょう。

まずこれまでに特に大きな排水溝の詰まりが無かったのであれば、お湯を流すだけでも大きな予防となります。 ただし、この際のお湯は普段の湯船に温度よりも高めの50~60度に設定しましょう。普段よりも熱いお湯が、排水溝に付着していた石鹸カスなどを溶かして洗い流してくれます。

おそらく多くの家庭では、「熱湯」の蛇口から出せるお湯の最高温度がそれくらいかと思います。別途キッチンからやかんやポットで沸かしたお湯を持ってきて流すなどでもいいのですが、あまりに高すぎるお湯は逆に排水溝を痛めてしまうので、ご注意ください。

逆に、排水溝が詰まりがちな場合は、専用の薬剤を使うようにしましょう。 スーパーやドラッグストアなどでは、パイプの汚れを溶かして落とすタイプの薬剤が売られています。 ただし、注意点があります。

まず、これらの薬剤のいくつかは塩素が使われています。 塩素は酸と反応して、人体に有毒なガスを発生させます。お風呂にある道具の中には酸性のものがちらほらあります。 これら薬剤を使用する際には、換気扇を回したり窓を開けたりなど、必ず通気がよい状態にしてから実行するようにしましょう。

また、効果が発揮されるまで時間がかかるものも多いので、使用してからすぐに洗い流すのではなく、ある程度時間が経過してから洗い流すようにします。

この時に「せっかくだから、もっと長時間待って、じっくり効き目が効いてから洗い流そう」とすると逆効果。髪の毛を解かすほどの強烈な薬品なので、あまりに長時間放置すると、排水溝自体を痛めてしまいますので、時間は守りましょう。

これらについては、薬剤購入時の説明書に丁寧に書かれていますので、他にも誤って目や口の中などに入ってしまったときの対処法など、しっかり読んでから清掃するようにしましょう。

また最近は、お風呂から排水溝の数mまでを掃除できる、長めのワイヤーやパイプ状のグッズも売られています。排水溝の向きなどが分かっている場合には、これらもとても有効です。ブラシ的にこすって落とすタイプもあれば、ホースからお湯を出して水流で流し落とすタイプもあります。

まとめ

排水溝

以上の掃除を念入りに行っても、排水溝に詰まりが発生することもあります。 そのような場合は、業者へ相談するようにしましょう。

例えば、排水溝のつまりでも、風呂の排水口の近くではなく、トラップで区切られた区間のさらに先の場合は専用薬剤で流し落とせる範囲を超えてしまいます。また、排水溝のパイプ自体が経年変化によって傾くなどして、水流が変化したという場合などもあります。

ただ、髪の毛が原因で詰まる場合は、日々のメンテナンスで解消できる場合がほとんどです。 快適な入浴タイムのためにも、日々のちょっとしたお風呂掃除は心がけるようにしましょう。

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