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洗面所まわりの水漏れは5つのパートに分けて修理しよう!

カテゴリー:洗面所・洗面台の水漏れについて

目次

トイレやキッチン同様に、洗面所も普段からよく水を使う場所です。特に、洗面所は温水が使えるだけでなく、シャワーヘッドを完備するなど、多機能で高機能なモデルも珍しくなくなりました。

便利な洗面所だけに、突然の水漏れが発生したらどこから確認すればいいのか戸惑うこともあるでしょう。そこで、今回はDIYが苦手な女性に向けて水漏れ箇所別のチェック方法と簡単な修理のポイントを5つ紹介します。

ポイント1「蛇口の水漏れ」

蛇口からの水漏れイメージ

1つ目の修理ポイントは「蛇口からの水漏れ」です。蛇口には、水だけが出るシンプルなタイプのほかに、1つのレバーを操作して水やお湯を出すシングルレバー混合水栓タイプがあります。

さらに、水とお湯、それぞれのツマミが操作する2ハンドル混合水栓の3種類が一般的です。いずれのタイプであっても、蛇口からの水漏れの場合には、内部に使用されている水栓の劣化が原因かもしれません。

まずは、水の元栓をしっかりと閉じておきましょう。シングルレバー混合水栓の場合、バルブカートリッジと呼ばれる部品が内部に装着されています。水とお湯の水量を切り替えることで、故障してしまうと水漏れを引き起こします。カートリッジを取り出し、つまみなどの可動部分の動きがスムーズでなければ交換が必要です。

ポイントとして、カートリッジを取り出した蛇口内部にゴミや破損部分がないかも確認しましょう。蛇口のメーカーやモデルの型式がわかれば、新しいバルブカートリッジをホームセンターなどで購入しましょう。蛇口をひねると水だけが出るシンプルなタイプ、水とお湯の2つのハンドルを操作するタイプは、内部にパッキンが使用されています。水またはお湯のハンドルを開け閉めすることで水量を調節し、しっかりと閉めればパッキンが作用して流れを遮断する仕組みです。

しかし、パッキンが劣化してしまうと遮断できずに水漏れを引き起こしてしまいます。元栓を閉めてからハンドル部分のネジを外してパッキンを交換しましょう。使用しているモデルの型式がわからないときは外したパッキンを店まで持参すれば、代用品を選びやすくなります。装着には、上下を間違わないように注意しましょう。

ポイント2「洗面台の下S字トラップの詰まりや水漏れ」

修理のポイント2つ目は「S字トラップの詰まりや水漏れ」です。洗面台の下にあるS字のパイプはS字トラップと呼ばれる部品で、S字部分に水がたまるようになっているのが特徴です。水がたまるようになっているのは、排水口から逆流する悪臭を遮断するためなのですが、どうしても髪の毛や、せっけんかすなどで詰まりやすくなってしまいます。

もし、S字トラップのまわりから水漏れしていたら、内部が詰まっていると考えましょう。実際に外す場合は、上下に付いているナット部分を回転させるだけです。注意したいのは、内部に水が残っていることもあるので、S字トラップの下に洗面器やバケツ、その下に新聞紙とぞうきんを準備することであとの作業が楽になるでしょう。外したS字トラップが詰まって入れば洗浄します。特に、連結部分にゴミが付いていると水漏れトラブルになりがちです。

また、接続部分にゴムのパッキンが付いていて劣化が激しい場合は、パッキンを交換しましょう。ホームセンターなどでもS字トラップ関連商品が置いてあるので交換部品を見つけられるでしょう。その際は、パイプの内側の直径を調べておくとサイズ選びが楽になります。

ポイント3「床下にある排水口の水漏れ」

排水パイプからの水漏れイメージ

修理ポイントの3つ目は「排水口の水漏れ」です。S字トラップのさらに下、排水パイプは床下へと続いています。排水パイプまわりのトラブルで注意したいのは、S字トラップ同様に内部が詰まって排水ができなくなってしまうトラブルです。

まずは、排水口周辺を確認して、S字トラップから伸びたパイプを引き抜いてみましょう。臭いや汚れがひどいこともあるので、ゴム手ぶくろなどをしてから作業に取りかかります。ゆっくりとパイプを抜いていくと、水あかなどで汚れた先端部分が現れます。パイプ内部が詰まっていれば、内部を洗浄または交換しましょう。

排水口の中が詰まっていたり、床下に大量の水がたまっていたりする場合は管理会社や水道業者に相談することが賢明です。2次被害を避けるためにも欠かせません。

ポイント4「洗濯機の脇からの水漏れ」

4つ目の修理ポイントは「洗濯機の水漏れ」です。洗面所の脇に設置された洗濯機が水漏れトラブルの原因というケースもあります。チェックしたいのは、洗濯機用の蛇口まわりや洗濯機の給水口、排水口の3カ所です。特に、排水口まわりは排水パイプを延長していたりすると水漏れトラブルの原因になります。

そこで、指先でパイプをなぞり、水分が残っていないか確認します。ジョイント部分から水漏れしていれば、接続部分の交換をしましょう。また、洗濯機のパンには排水口があり、そこが詰まっていないかも重要です。汚れていれば、排水口内外部を清掃します。

ポイント5「止水弁の破損や水漏れ」

最後の修理ポイントは「止水弁の破損や水漏れ」です。一般的な住宅では、上水道が屋外の水栓で一括管理されていて、洗面所の下などにも止水弁が設けられています。洗面所の蛇口交換では、この止水弁を閉じることで大元の水栓を閉じなくてもカートリッジやパッキンの交換が行えるため便利です。

しかし、止水弁そのものから水漏れしていれば、水栓を止めてから作業したほうがスムーズになります。作業している間は家中の水道が使えなくなるので、修理部品を事前に準備してからはじめましょう。パッキンやカートリッジなどの部品は、だいたい5~10年で交換時期を迎えます。そこで、しばらく使っている洗面所まわりなら、大掃除のときなどに前もってメンテナンスしておけば、突然の水漏れトラブルにも慌て済むはずです。

まとめ

洗面所のイメージ

一口に洗面所からの水漏れといっても、考え得る原因の箇所はいくつもあります。 主なパートを5つ紹介しましたが、この中に原因があるとも限りません。

洗面所から水漏れしているときはここまで述べてきた5つのパートを一度ご確認頂き、それでも原因が分かりそうにない場合は、業者に相談してみるのが良いでしょう。

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