洗面台の掃除の仕方とメンテナンス方法
カテゴリー:洗面所・洗面台の水漏れについて
目次
洗面台は歯を磨いたり身だしなみを整えたりと、毎日使うという人がほとんどです。そのため、いつでも快適に使えるように掃除やメンテナンスをしっかりしておきましょう。洗面台は水トラブルが起こりやすい場所でもあるので、万が一のときに慌てずに対応できるように原因や対処法についても知識を深めておくことが大切です。
ここでは、洗面台の掃除の仕方や水トラブルの予防・改善に役立つ情報を紹介していきます。
洗面台のトラブル具体例と対策方法
洗面台のトラブルと聞いて、排水口の詰まりや水漏れを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。毎日歯磨きや洗顔など、さまざまな目的で使用する洗面台には、髪の毛やごみなどが流れていきます。排水管へごみなどが流れてしまわないようにごみ受けがついている洗面台もあるでしょう。しかし、水の流れが悪くならないようにするためには、たまったごみや汚れをこまめに取り除くことが大切です。また、蛇口やパイプは経年劣化や衝撃によって亀裂が生じることがあります。
一度亀裂が生じると裂け目から少しずつ水が漏れてしまい、そのままにしておくとある日大量の水が噴き出してしまうことも考えられます。大惨事を防ぐためにも、水漏れに気がついたらできるだけ早いタイミングで修理を済ませておくことがポイントです。洗面台の掃除が面倒に感じる人は、ごみ受けのところに髪の毛やごみをキャッチするシートや不織布をセットしておくと良いでしょう。シートや不織布を取り換えるだけできれいに保つことができるだけでなく、排水口の詰まりを防ぐ効果も期待できます。
排水口からの異臭が気になるときには、すでにパイプに髪の毛などが詰まっていることが考えられるので、市販の詰まりを溶かしてくれる薬剤や汚れを掻きだす専用のワイヤーを使ってみるのもひとつの方法です。それでも詰まりや悪臭が解消されないときには、さらに奥で問題が起こっている可能性が高いので、業者に相談してみましょう。
こまめに掃除をするメリットと知っておきたい注意点
毎日使う場所だからこそ、清潔にしておけば気持ちよく過ごすことができます。毎日掃除ができないという人でも、1週間に一度は掃除をする習慣をつければ詰まりが起こりにくい洗面台をキープできるでしょう。また、菌の繁殖による悪臭も防げるだけでなく、水の流れが悪いといった悩みも解決することができます。洗面台で洗髪をする習慣がある人は、その都度ごみ受けにたまった髪の毛を捨てるように心がけましょう。髪の毛がパイプ内の封水にたまってしまうと、毛細管現象を引き起こして悪臭の原因となることがあります。
ヘアピンやアクセサリーを外してついつい洗面台に置きっぱなしにしてしまう人もいるでしょう。しかし、水気が多い洗面台は赤さびが付着しやすいので注意が必要です。洗面台の掃除で気をつけたいのが、洗剤や薬剤の選び方になります。詰まりを解消するための薬剤は、もちろん洗面ボウルや鏡を掃除する洗剤も、使用方法や用途は必ず守りましょう。塩素系の薬剤は、熱湯や酸性の成分と混ざり合うと有害なガスが発生するため一緒に使うことは厳禁です。また、使用する場所の材質によっては、変色してしまう洗剤もあります。
洗面台に大理石を使っている場合は、酸性やアルカリ性に弱いので水拭きか中性洗剤で掃除をするのがポイントです。汚れはついたときに拭き取れば掃除も簡単に済ませることができます。そのため、洗面台を使用したときには、こまめに水気や汚れを拭き取る習慣をつけると良いでしょう。
業者の費用相場と作業までの流れを知っておこう
洗面台の詰まりや水漏れは、水のトラブルを解決してくれる業者に依頼すればスピーディーかつ安全に対処してもらえます。しかし、たくさん業者があるとどこに依頼すればいいのか悩んでしまう人も少なくありません。そんなときには、サービス内容や価格に注目してニーズに合った業者を選びましょう。多くの業者は、問い合わせをすると実際に訪問してトラブルの内容を把握します。「どういった対処が必要か」「費用はいくらぐらいかかるのか」など見積もりを提示してくれます。そのため、サービス内容と料金が見合っていることを確かめたうえで「依頼するかどうか」を決定することが可能です。
実際に訪問してもらうと断りづらくなってしまうという人は、電話で状態を伝えて相談する方法もあります。業者に依頼するとなると、費用が気になるという人も多いのではないでしょうか。「どれくらいの料金で対応してもらえるのか」という相場を知っておけば、見積もりから依頼までをスムーズに進めることができます。蛇口の水漏れの場合、パッキンだけの交換なら1,000円程度で済みますが、内部部品の交換となると5,000~1万円ほどかかることもあるでしょう。
また、蛇口本体の交換が必要な場合は、1万円以上かかるのが一般的です。費用を安くするために自分で修理をしようと試みる人もいますが、難しい場所は無理せずプロに依頼するほうが結果的にコストを抑えられることもあります。夜間や休日にも対応してくれる業者もあるので、万が一に備えてすぐに対応してくれるところを探しておくと安心です。
まとめ
洗面台の水トラブルに悩んでいるときは、原因を考えてそれに合った対処をすることがポイントです。普段の掃除やメンテナンスで詰まりや悪臭といったトラブルは防ぐことができるので、こまめに汚れを取り除くように心がけましょう。
業者に依頼する場合は、費用だけに目を向けるのではなくサービス内容にも注目することが大切です。