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原因を知って水道管・排水管の破損を防止しよう!

カテゴリー:水道管・排水管の水漏れについて

目次

水道管・排水管が破損すると水漏れが起きます。アパートやマンションだと下の階にまで水漏れの被害が及ぶこともあり、下階住人への被害を賠償しなくてはなりません。

また、床下や壁の中など見えない部分で水漏れが起こると、水漏れになかなか気づけないまま水道代だけが高くなるかもしれません。このように水道管・排水管が破損すると修理費や賠償費、水漏れした分の水道代など何かと費用がかかってしまいます。できることなら水道管・排水管の破損を防ぎたいものです。そこで、今回は水道管・排水管が破損する原因と防止方法を紹介します。

経年劣化による破損

水道のイメージ

水道管・排水管はいつまでも使い続けられるものではありません。毎日水を流すために使い続けているうちに水道管・排水管は少しずつ劣化していき、その劣化が積み重なって破損につながるのです。破損のタイミングはさまざまであり、築10年で破損してしまうこともあれば、築50年でも破損しないで使い続けられるケースもあります。

そのため、経年劣化による破損を防ぐのは難しく、破損する前に水道管・排水管を交換するぐらいしかできることはありません。水道管・排水管を耐用年数以上使っているのであれば交換しておくと良いでしょう。耐用年数は管の素材によって異なるので、現在使っている水道管・排水管の耐用年数は何年なのか確認してみてください。

また、耐用年数以内だったとしても水がサビ臭かったり、赤く濁っていたりする場合は、経年劣化により水道管内にサビが生じている証拠です。放置していると破損してしまいますから、早めに水道管を交換しましょう。

地震のゆれで破損

地震のゆれにより水道管・排水管に負荷がかかると、破損してしまうことがあります。ゆれが大きければ新しい水道管・排水管でも破損する可能性がありますし、一方でゆれが小さくても水道管・排水管が経年劣化していると破損してしまうかもしれません。

地震が起きたときは、ゆれが止まってからすべての水道を止めて水道メーターを確認してください。すべての水道を止めても水道メーターが動いているという場合、どこかで水漏れが起きている可能性があります。

水道管が凍結して破損

タオルのイメージ

水は凍って液体から個体になると体積が増えます。そのため、水道管内で水が凍ると膨張し、水道管を破損する原因になってしまうのです。外気温がマイナス4度以下になると凍結リスクが高まるので、凍結しないように対策しておく必要があります。外気の影響を受けやすい、むき出しになっている水道管はタオルや発泡スチロール製の保温材を巻くことで凍結を予防可能です。同じようにメーターボックス内にも保温材を入れて保温しましょう。

また、水は動いていると凍りにくいため、細い線状に水を出し続けておくことも凍結予防につながります。さらに、水道管内の水をすべて出し切って空にする水抜きも凍結対策として有効です。北海道・東北・甲信など一部地域の家庭には水抜栓という水抜きのための装置が設置されていますから、水抜栓の場所を確認しておくと良いでしょう。多くはメーターボックスの近くに設置されていますが、台所などにあることもあります。

水抜きのやり方は、水抜栓がハンドル式であれば水抜栓が完全に止まるまで右に回します。そして、屋内にあるすべての蛇口を開け、水が出なくなったことを確認してから蛇口を閉めましょう。これで水抜き完了です。

再び使い始めるときは、すべての蛇口が閉まっていることを確認してから、水抜栓が完全に止まるまで左に回します。水抜栓が電動式の場合は、水道管内の温度が0.3度以下になると自動的に水抜きされるものと、水抜ボタンを押すことで水抜きが行われるものがあるのです。水を再び使うときは、通水ボタンを押します。

このように凍結対策の方法はいろいろありますが、対策をしても凍結してしまうこともあります。凍結してしまったときは自然解凍するか、凍結している部分にタオルを巻きつけ、その上にぬるま湯をかけていきます。ドライヤーやカイロで直接温めるのも良いでしょう。ただし、水道管に熱湯を直接かけるのだけは止めてください。水道管が急激な温度変化に耐えられず、破損してしまう危険性があります。

水道管が破損したときの対処法

水道管は各家庭の蛇口に接続されている配管であり、勢いよく水を出すために常に高圧状態で水が入っています。そのため、破損すると大量に水漏れしてしまうことがあるのです。水漏れしているときは水道メーターの横にある止水栓を閉めて、水の供給を止める必要があります。そのうえで業者に修理を依頼しましょう。

排水管が破損してしまったら?

排水管は使った後の汚水を外に出すための配管であり、配管内には圧力がかかっていません。上から下へ勾配がつけられて設置されています。そのため、排水管が破損した場合は水を使ったときだけ水漏れします。水を使わなければ水漏れ被害は拡大しないので、業者に依頼した後は、修理が終わるまで使わないようにすると良いでしょう。

まとめ

配管などの部品イメージ

水道管・排水管は経年劣化していくものです。破損を防止するためには、耐用年数をしっかり把握し、超えていれば早めに交換しておくなど、メンテナンスをしておく必要があります。

もし破損してしまった場合も、そのままにしておくと水漏れがどんどん拡大してしまう恐れがあります。 慌てず止水栓を閉めて、業者に連絡してみましょう。

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