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突然起こる水道トラブル!蛇口交換を自分でやる方法や業者に依頼する際のポイント

カテゴリー:水道管・排水管の水漏れについて

目次

平穏な日々を過ごしているなかで、突然起こる水廻りのトラブル。なかでも、「蛇口」の水道トラブルは、多くの家庭で突然起こりやすいものの一つです。蛇口のトラブルを解消するには、自分で直す方法と業者に依頼する方法の2種類があります。

きちんと対処法を知ることで、トラブルに対して冷静に対処しやすくなるでしょう。ここでは、蛇口を自分で交換する方法や業者に依頼する際に知っておきたいポイントなどを紹介します。

焦らないことが肝心!交換前にまず蛇口の種類を確認しよう

蛇口周りの水トラブルで最もメジャーなものは、ポタポタと水が垂れたり止まらなくなったりする「水漏れ」が挙げられます。水漏れが起きると、焦って業者を呼ぶ人も多いかもしれません。しかし、きちんと水漏れの原因を突き止めたり、蛇口の種類を確認したりすることで、自分で問題を解消できる可能性があります。

蛇口はどの家庭も同じものとは限りません。蛇口には昔からあるひねって水を出すタイプや、最新式のレバータイプなど、豊富なバリエーションがあります。蛇口の種類によって修理の方法も変わってくるため、交換の前にタイプや種類をしっかりと調べておく必要があります。

蛇口のタイプや種類を調べるには、「どこのメーカーのものであるか」を確認することがポイントです。メーカー名は蛇口に刻印されているケースが多いでしょう。さらに、この段階で品番も調べておくと、交換で使用する部品購入がスムーズに行えます。品番は蛇口にラベルが貼られていることが多い傾向にあります。また、品番のラベルがはがれているなどの理由で確認が困難な場合は、メーカーの公式サイトで該当商品を検索するという手もあります。仕様や外観形状をよく確認することで、絞り込みを行えるはずです。

蛇口の種類は細かく分類すると、種類は多岐に渡ります。ただ、一般的な住宅で使用されているものは、主に「ハンドル混合水栓」と「シングルレバー混合水栓」の2種類である場合がほとんどです。名前だけ聞くとどちらも構造が複雑そうで、「自分で蛇口交換ができるのだろうか」と不安になってしまう人もいるかもしれません。しかし、実際はハンドル混合水栓もシングルレバー混合水栓のどちらも、構造はいたってシンプルです。そのため、きちんと内部構造を把握して作業手順さえ確認すれば、自分で蛇口交換を行うこともできます。

蛇口がシングルレバー混合水栓だった場合の交換方法

シングルレバー

新しい住宅だったり蛇口を新たに取り付けたりしている場合は、「シングルレバー混合水栓」という蛇口タイプが多い傾向にあります。シングルレバー混合水栓の外観形状は、レバーが一つだけ付いていることが大きな特徴といえます。そのレバーを上下左右に動かすことで、水量や温度の調整ができる仕組みになっているのです。そのため、操作が簡単というメリットがあります。

このタイプは多くのメーカーから販売されており、使用方法はどのメーカー製であっても、変わらないことがほとんどです。ただし、それぞれのメーカーにより規格や部品はそれぞれに異なります。したがって、交換時に使用するものも変わってくるため、新しく部品を購入する際は充分注意する必要があります。

シングルレバー混合水栓の水漏れが発生する主な原因は、「バルブカートリッジ」にある場合が多いです。バルブカートリッジは、水量や温度の調整などの重要な機能を担う、まさにシングルレバー混合水栓の心臓部ともいえるパーツなのです。このバルブカートリッジに何らかの問題が生じると、水漏れなどのトラブルにつながってしまいます。シングルレバー混合水栓の水漏れの場合はまずここを確認するようにしましょう。

バルブカートリッジを交換する手順は、まず交換する新しい部品を購入することから始めます。メーカーごとにバルブカートリッジの種類が違うので、慎重に確認をしたうえで間違いのないように購入することが肝心です。バルブカートリッジは、ホームセンターや通販などで購入できます。

新たな部品を手元に用意できたら、いよいよ蛇口を解体していきます。まずはレバーハンドルを外し、レバー軸を確認しましょう。この軸こそが、バルブカートリッジの上部です。そのままでは軸を取り外すことはできないので、続いてスパウトのカバーを取り外す作業に移ります。スパウトとその下に位置する部品を反時計回りに回せばOKです。その後、バルブカートリッジを取り外し、新しいバルブカートリッジと交換します。その後は解体時と逆の手順で組み立てれば完了です。

蛇口がハンドル混合水栓だった場合の交換方法

ハンドル混合水栓は築年数の古い住宅に多く見られる、昔からあるタイプの蛇口です。ハンドル混合水栓の外観形状は、冷水と温水の2種類のハンドルが付いていることが大きな特徴といえます。これらのハンドルをそれぞれにひねることで、水量と水温の調整ができる仕組みです。ハンドル混合水栓は、操作や温度の調整にやや手間がかかりがちですが、構造がシンプルで壊れにくく、トラブルが起きたときにスムーズに修理しやすいというメリットがあります。

ハンドル混合水栓の水漏れが発生する主な原因には、「パッキンの劣化」が挙げられます。パッキンが劣化するとポタポタと水が垂れるような、軽い水漏れが発生しやすくなるのです。パッキンの劣化による水漏れを解消するには、新しいパッキンに取り換える必要があります。パッキンには三角パッキンやコマパッキンなどの種類があり、素人目ではどちらの交換が必要なのか、判断が難しい場合もあるでしょう。そのような場合は、念のために三角パッキンとコマパッキンの両方を購入し、新しいものに取り換えておくのも一つの手です。どちらのパッキンもそれほど高価なものではなく、ホームセンターや通販などで手軽に購入できます。

パッキンの交換手順は、まずハンドル部分のカラーキャップを外します。その際に、キリやドライバーなどの先が細い工具を使うと便利です。なお、これらの工具を使用すると「傷が付きそうで不安」という場合は、つまようじで代用することも可能です。カラーキャップを外すと下部にネジが見えてくるので、ドライバーでゆるめてハンドルを外します。続いて、ウォーターポンププライヤーという工具を用いてナットを外し、それ以外の部品を手で引っ張り、分解しましょう。その後、三角パッキンやコマパッキンを新しいものに交換し、分解時と逆の手順で元の状態に戻せば完了です。

問題をきちんと解決したいなら!プロに任せるのが安心

プロ

きちんと蛇口の種類や原因を特定し、それに合った対処法を選択すれば、自力で水道トラブルを解消できる可能性があります。ただし、なかには自分では対処しきれない水道トラブルもあるため、しっかりと症状を見極めることが肝心です。万が一、前述したバルブカートリッジやパッキンなどの交換を試してもトラブルの改善が見られない場合は、知識や経験を豊富に有する専門の修理業者に依頼することが賢明です。

蛇口や内部部品にはさまざまな種類があり、その道のプロでないと見極めが難しく、作業ができない場合があります。また、なかには専門の工具がないと修理ができず、問題を解決できないケースもあるでしょう。せっかく蛇口交換のやり方を確認して部品も購入したのに、「トラブルが解消できなかった」という結果になってしまっては、お金も費用も無駄にかさんでしまう原因につながります。

このような事態を招かないためには、やはりプロを頼ることが確実な手段です。その場しのぎの対処をしたものの、結局トラブルが解消できず後々業者を頼ることになると、被害が拡大し通常よりも費用がかかってしまう可能性があります。また、一見問題が解決したように思えても、自分ではわからない問題点が隠れている場合もあるのです。

そのため、多少の費用はかかってもさまざまなリスクを考えれば、早期に修理業者を頼ったほうが、お得にトラブルを解決できるケースもあります。水道に関する知識が少なかったり、自分で蛇口交換をすることに少しでも不安があったりする場合は、無理せず業者に任せたほうが良いでしょう。

水道業者に依頼する際に知っておきたいこととは?

過去に水道トラブルが行った経験がなく、初めて水道業者に依頼をする場合は「どのようなことに注目すべきかわからない」と悩んでしまう人もいるでしょう。水道業者に依頼する際は、あらかじめいくつかのポイントをチェックしておくことが大切です。以下のポイントを確認して依頼する業者を決めることで、スムーズに解決できるようになります。

まず、1つ目に「すぐに対応してくれるか」という点を確認することが重要です。水道トラブルはいつ、どのようなときに起こるのかわかりません。また、水道トラブルは放置すると、症状が深刻化する場合もあります。そのため、水道トラブルに気が付いた場合は、早期に対処を行うことが何よりも重要なのです。このようなときに、便利なのが年中無休の業者です。大抵の水漏れ被害は止水栓を止めることで被害の拡大は抑えられます。2日、3日も水を止めたままにはできませんが、年中無休の業者であればそういった心配もなく、依頼することができるでしょう。

2つ目のポイントは「特別料金」について調べておくことです。24時間対応可能な業者のなかには、時間外料金を設定しているケースがあります。特別料金の設定は企業ごとに異なるため、ホームページや直接電話で問い合わせなどをして、深夜料金や早朝料金が発生しないかきちんと確認をしておくと安心です。

3つ目に「対応エリア」を確認しておくことも大切です。業者によっては、対応エリアに限りがあるケースも存在します。したがって、依頼時には対応エリアに目を通しておくと良いでしょう。それに、あまりにも拠点が遠方にある業者に依頼すると、到着までに時間がかかってしまう原因につながります。スムーズにトラブルを解消してもらうには、自宅から近い距離に拠点を持つ業者を選ぶことがポイントです。また、拠点数をチェックしておくことも重要でしょう。拠点数が多いと自宅近くにも営業所が存在し、トラブル発生時にすぐ駆けつけてくれる可能性が高いというメリットがあります。

まとめ

蛇口周りのトラブルは、原因を特定してうまくそれらを取り除けば、自分でトラブルを解消することも不可能ではありません。しかし、水道に関する知識がなかったり、蛇口の構造が複雑だったりした場合、作業がうまくいかない可能性もあります。

水道は生活に欠かせないものであり、トラブルが長引くと日常生活に支障を与える原因になりえます。最悪自分で被害を拡大してしまう可能性もあるので、自分で処理をすることが難しいと感じたら、速やかに専門業者へ依頼しましょう。

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